ピックルボールについて

ピックルボールは、バドミントンコートと同じ広さのコートで板状のパドルを使い、穴あきのボールを打ち合うスポーツです。ピックルボールにはダブルスとシングルスの両方がありますが、ダブルスが一般的です。このスポーツは、レッスンを受けると約30分程度でラリーができ、穴あきボールが風の抵抗を受け、強く打ってもボールの速度が弱まるため、シニアから子どもまで幅広い世代が楽しめる簡単なスポーツです。運動としてもちょうど良い強度で、アメリカではシニア世代を中心に人気があり、「アメリカで最も成長しているスポーツ」と言われています。1

このスポーツは、1960年代にアメリカで生まれ、退屈した子どもたちに楽しい遊びを提供するために考案されました。現在、アメリカをはじめ、カナダ、スペイン、インド、フランス、イギリス、オランダなど世界中で広まっています。多くのメーカーもピックルボールに参入しており、競技人口は増加しています。

日本国内でも長野県上田市、東京都八王子市、神奈川県横浜市、兵庫県神戸市、岡山県津山市などでピックルボールが定期的にプレーされています。また、名古屋県春日井市、千葉県木更津市、浦安市などでも体験会が行われ、人口が徐々に増加しています。日本国内での普及活動も進んでおり、大学の授業や企業スポーツとしても導入されています。毎年10月にはUSAPAから20名程度のピックルボールプレイヤーが日本各地を訪問し、日本のプレイヤーとの交流や観光を楽しんでいます。

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